SSブログ

ツキヨタケで食中毒






ツキヨタケ
250px-Omphalotus_guepiniformis_Berk_Neda_01.jpg

ツキヨタケは、ハラタケ目ホウライタケ科ツキヨタケ属に属するキノコの一種で、現在の学Omphalotus guepiniformis。
夏から秋にかけてブナやナラ等の広葉樹の枯れ木に群生します。
標高がやや高い場所では多く見られるキノコです。
ワタリ、ワシタケ等の地方名があります。

kinoko-1.jpg

ツキヨタケに含まれるランプテロフラビンという成分の効果で、暗闇ではかさの裏側のひだ部分が青白く、または緑色に発光します。



ツキヨタケで4人食中毒

山形県は7日、新庄市で家族4人が有毒キノコのツキヨタケをシイタケと誤って食べ、食中毒になったと発表しました。
4人とも快方に向かっています。
県内で毒キノコによる食中毒が発生したのは今シーズン初めてです。

 
山形県食品安全衛生課によると、発症したのは東根市に住む家族を含む50代の男性と20~80代の女性3人。
栽培していたシイタケの原木に生えていたキノコを採取し、6日午後6時ごろに蒸し焼きにして食べたところ、約1時間後に4人とも嘔吐(おうと)などの症状を訴え、医療機関を受診しました。
山形県最上保健所はシイタケの原木にツキヨタケが発生していることを確認しました。

 
ツキヨタケはシイタケ、ムキタケ、ヒラタケと形状が似ているが、縦に裂くと芯の部分に黒色の染みがあるのが特徴です。

同課は「古いシイタケの原木にはツキヨタケが発生することがある」とした上で

▽知らないキノコは採らない

▽形が似ていても、毒キノコが混じっている可能性があることに注意する

▽少しでも不安を感じたら廃棄する―などと呼び掛けています。


スポンサーリンク



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。